ホームポーカートーナメントの開き方
ホームポーカートーナメントをスムーズに進められるかどうかは、最初のハンドの前に決める5つのことで決まります。バイイン、賞金配分、1人あたりのチップ数、ブラインドストラクチャー、そしてクロックを誰が(何が)管理するかです。このガイドでは、それぞれにそのまま使える数字を紹介します。
用意するもの
- チップセット:1人あたり約50枚、3〜4種類の額面を目安にします。一般的な300枚入りケースなら6〜8人に十分です。
- トランプ2組とディーラーボタン:1組を使っている間にもう1組をシャッフルします。
- テーブル:1卓あたり9〜10人までです。それより多い場合は2卓で始めて、人数が減ったら1卓にまとめます。
- 全員から見えるトーナメントクロック:BlindClock を入れた iPad や iPhone を、テーブル全体から読める位置に立てておきます。ブラインドレベル、休憩、サウンドは自動で進みます。ほかの選択肢はiPhone・iPad 用ポーカータイマーアプリの比較(英語)をご覧ください。
- 書面にしたルール:バイイン、リバイできる期間、賞金配分を、最初のハンドの前に全員で決めておきます。
バイインと賞金配分を決める
10人以下なら上位3人に賞金プールの50/30/20%を、11〜20人なら4位まで、だいたい50/25/15/10%を支払います。参加者の5人に1人くらいが入賞するのが目安です。それより少ないと上位に偏りすぎ、多すぎると優勝の価値が薄れます。
多くのホームゲームでは、バイインは¥2,000〜¥5,000程度の固定額です。リバイのルールは最初に決めておきましょう。よくあるのは、最初の3〜4レベルの間だけ、バイインと同じ金額でリバイできるというルールです。BlindClock の「ペイアウト計算」を使えば、バイインとリバイがその場で正確な賞金プールに反映されるので、最後のハンドの前に金額が確定します。
1人あたりのチップは何枚必要か
1人あたり約50枚で、最初のビッグブラインドはスターティングスタックの約1%にします。定番は5,000点のスタックに25/50のブラインドで、100ビッグブラインドあります。多くのカジノのトーナメントと同じ深さです。1人分の分かりやすい内訳は、25点×8枚、100点×8枚、500点×8枚で、24枚でちょうど5,000点になります。残りのチップはリバイやカラーアップに回せます。ディープスタックで遊ぶなら、スタックを倍の10,000点にして25/50で始めると200ビッグブラインドになります。
額面は3〜4種類あれば十分です。いちばん小さいチップがブラインドに必要なくなったら、次の休憩でカラーアップします。小さいチップを大きいチップに交換して、スタックを数えやすく保ちます。
ブラインドストラクチャーを選ぶ
レベルの長さで夜全体のペースが決まります。速いターボなら1レベル15〜20分、標準的なホームトーナメントなら20〜30分、ディープスタックなら30〜45分以上です。ブラインドは1レベルごとに25〜50%ずつ上げ、きりのいい数字にします。実際には次のようになります。
| レベル | ターボ · 15分 | スタンダード · 20分 | ディープスタック · 30分 |
|---|---|---|---|
| 1 | 25 / 50 | 25 / 50 | 25 / 50 |
| 2 | 50 / 100 | 50 / 100 | 50 / 100 |
| 3 | 100 / 200 | 75 / 150 | 75 / 150 |
| 4 | 200 / 400 | 100 / 200 | 100 / 200 |
| 5 | 300 / 600 | 150 / 300 | 150 / 300 |
| 6 | 500 / 1000 | 200 / 400 | 200 / 400 |
| 7 | — | 300 / 600 | 250 / 500 |
| 8 | — | 400 / 800 | 300 / 600 |
| 9 | — | 500 / 1000 | 400 / 800 |
| スターティングスタック | 5,000 | 5,000 | 10,000 |
ブラインドはスモールブラインド / ビッグブラインドで表記しています。ターボは約1.5時間、スタンダードは約3時間、ディープスタックは約4.5時間で終わります。
これを手作業で組む必要はありません。BlindClock の「ストラクチャーを生成」に人数、チップ、目標の時間を入れると、休憩入りのカジノ風スケジュールをワンタップで作れます。どのレベルもあとから編集できます。
当日のクロックの回し方
- 席はカードを引いて決めます。いちばん強いカードを引いた人がディーラーボタンを持ちます。
- リバイの受付は予定どおり締め切ります。最後のリバイレベルが始まるときに、そのことを全員に伝えます。
- 4〜5レベルごとに約10分の休憩を入れ、休憩中にいちばん小さいチップをカラーアップします。
- アナウンスはクロックに任せます。レベルが変わるときのサウンドと、画面に出る次のブラインドの表示があれば、「今ブラインドいくつ?」と聞かれることがなくなります。iPad を横向きにすると、BlindClock はテーブル全体向けの表示になり、画面もスリープしません。
- 平均スタックをビッグブラインド数で見ておきます。約20を切ったら終盤に入っています。10を切るとオールインの応酬になるので、次回はレベルを少し長めにすることを考えましょう。Push Fold Trainer の無料のプッシュ/フォールドチャート(英語)を何枚か印刷しておくと、慣れていないプレイヤーがショートスタックになったときの参考になります。
終盤:ディールと賞金の支払い
残りの人数が1卓分になったらテーブルをまとめます。スタックに比べてブラインドがかなり大きくなると、残ったプレイヤーは最後まで打つより賞金を分けるディールを選ぶことがあります。シンプルで公平な方法は、全員に次の順位の賞金をまず支払い、残りをチップ量の比率で分けるやり方です。ショートスタックにも配慮した分け方は、ICMチョップの仕組みをご覧ください。ディールには残っている全員の同意が必要で、一人でも反対ならそのまま続けます。賞金はその場で、全員の前でプールから支払いましょう。
よくある失敗
- バブルの後で賞金配分を決める:入賞が近づいてからではなく、最初のハンドの前に決めておきます。
- 大きい額面のチップが少なすぎる:500点や1000点のチップがないとカラーアップできず、夜遅くにはスタックが数えられないほど高く積み上がります。
- リバイのルールがあいまい:期間と金額を決めておけば、ゲームの途中でもめることを防げます。
- 目的に合わないレベルの長さ:15分レベルでは「のんびりした夜」が21時には終わってしまい、40分レベルでは深夜2時を過ぎても全員が帰れません。
- クロックの担当がいない:キッチンタイマーはハンドの合間に押し忘れがちです。レベルの切り替えとサウンドが自動のトーナメントクロックを使いましょう。
BlindClockで開催する
このガイドで紹介したストラクチャーの生成、ペイアウト計算、トーナメントクロック、テーブルのリアルタイム統計はすべてアプリに入っています。無料で、アカウント登録も広告もありません。
App Storeでダウンロード